ホーム > お知らせ一覧 > くらし・手続きのお知らせ一覧 > 麻しん(はしか)にご注意ください!!
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、加えて国内においても報告数が増加していることから、今後、さらに感染事例が増加することが懸念されます。
「麻疹(はしか)」の感染事例が報告されています!(PDF:331KB)
麻しん(はしか)はワクチン接種が有効です!(PDF:356KB)
麻しんは、麻しんウイルスの空気感染・飛沫感染・接触感染によって感染・発症し、感染性が非常に高い感染症です。
麻しんウイルスに感染後、無症状の時期(潜伏期間)が約10~12日続きます。典型的には、症状が出始めてから2~4日は38℃前後の発熱、せき、鼻水、目やにが続き、一時熱が下がりかけたかと思うと、また39~40℃の高熱となり、首筋や顔などから赤い発しんが出始め、その後発しんは全身に広がります。高熱は3~4日で解熱し、次第に発しんも消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。
麻しんに対する免疫が十分でない人が感染した場合、ほとんどの人が発病し、発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前から発疹消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)といわれています。
重症化に至ることも少なくない注意すべき疾患で、有効な治療薬はありませんが、ワクチンで予防することができます。疾患情報(麻しん)(外部サイトへリンク)
麻しんを疑う症状(発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血等)が現れた場合は、必ず事前に医療機関へ連絡し、麻しんの疑いがあることを伝えてください。医療機関へ移動の際には周囲の人への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避け、医療機関の指示に従って受診しましょう。
麻しん患者と接触した方で、感染リスクが高い人には保健所から連絡が入り、保健所の健康観察の対象者となります。指定された期間、毎日熱を測り、麻しんが疑われる症状(発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血等)を認めた場合は、すぐに保健所へ連絡をお願いします。
未罹患であり、かつ、麻しんの予防接種を必要回数である2回接種していない場合や、医療・教育関係者又は、海外渡航を計画している成人で、麻しんの罹患歴や予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。
原則として「麻しん・風しん混合ワクチン」(MRワクチン)を2回接種します。対象となってから、初めの3か月の間に受けるようにしましょう。
対象年齢は以下のとおりです。
定期予防接種以外で任意に予防接種を受ける場合には、麻しんの予防接種(MRワクチン等)を実施している医療機関で接種を受けてください。
・麻しんについて(厚生労働省ホームページより)(外部サイトへリンク)
・厚生労働省検疫所 FORTH 海外感染症発生情報(外部サイトへリンク)
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