避難所における新型コロナウイルス感染症対策について

新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において、風水害、地震など災害が発生し避難所を開設する場合には、感染症対策に万全を期することが重要となっています。

また、災害時には断水により手指の流水洗浄ができない可能性もあり、避難所のなど密集した環境下での集団生活等により、新型コロナウイルス、インフルエンザなどの感染が拡大するリスクが高まります。

新型コロナウイルス感染症が収束する前に、風水害、地震が起きたらどうなるか、平時の事前準備及び災害時の対応を考えておきましょう。

１．「避難」とは、「難」を「避」けることです。避難所・避難場所に行くことによって、感染リスクが高まることも考えられます。自宅での安全確保が可能な方は、避難が必要かどうか考えましょう。

２．本当に避難所に行く必要のある方を適切に受け入れられるようご協力ください。自宅が危険な場合も、避難先は町が開設する避難所だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも考えましょう。

新型コロナウイルス感染症流行下における避難について（岡山県）（PDF：176KB）

避難所、避難場所へ行く必要がある方を適切に受け入れるための対策

〇手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底

避難者や避難運営に係る人が断水等の影響がない場合は、頻繁に手洗いをするとともに、咳エチケット等の基本的な感染症対策を徹底しましょう。

〇避難所に持っていくもの

町の備蓄品には、無いものや限りがあるものもあります。自分の必要なものは自分で持参することを徹底するようお願いします。

・マスク（タオル等）

・アルコール消毒液（ウエットティッシュ等）

・体温計

・着替え

・寝具（毛布等）

・スリッパ

・食料及び飲料水（３日分程度）

・常備薬

・保険証

・モバイルバッテリー　など

〇十分な換気の実施とスペースの確保等

避難所内は、十分な換気に努めるとともに避難者が十分なスペースが確保できるよう留意します。避難者の方々も換気の協力等へのご協力をお願いします。

〇発熱、咳等の症状がある方のスペース確保

発熱、咳等の症状がある方は、専用スペースを確保することに努めます。一般の避難者の方とはゾーン等を分けることがありますのでご協力ください。

【厚生労働省】災害時における避難所での感染症対策（外部リンク）