在宅サービス・施設サービス

介護保険で受けられるサービス

介護保険で受けられるサービスは、大きく分けて次の2種類があります。

在宅サービス

自宅介護を中心としたサービスに15種類の「居宅サービス」があります。サービスとして、下記のようなものが利用できます。

訪問介護

ホームヘルパーが訪問し、介護や家事援助などをします。

注意事項：訪問介護には(1)身体介護中心、(2)家事援助中心、(3)身体介護と家事援助が同程度行われるものの3種類があります。

訪問看護

看護師や保健師などが訪問し、療養の世話、診療の補助などをします。

通所介護(デイサービス)

デイサービスセンターで、食事・入浴などの介護サービスや機能訓練を日帰りで受けられます。

通所リハビリテーション(デイケア)

介護老人保健施設や病院・診療所で、リハビリテーションなどを日帰りで受けられます。

短期入所生活介護(ショートステイ)

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などに短期間入所して、食事、入浴、排泄などの介護サービスや機能訓練を受けられます。

住宅改修

お住まいの住宅で生活しやすくなるよう、さまざまな改修を行うことが出来ます。

福祉用具貸与

身体機能の状況や、介護度によって、さまざまな福祉用具を借りることが出来ます。

1. 車いす
2. 特殊寝台
3. 体位変換器
4. 手すり
5. スロープ
6. 歩行器

などがあります。

その他、グループホーム(要支援2以上)や、ケアハウスなどへの入所も可能です。

住宅改修、福祉用具の購入

施設サービス

「施設サービス」は、生活介護が中心か、治療が中心かなどによって3つのタイプの施設に分かれています。施設への入所を希望する場合この3種類のなかから選べます。自分の住んでいる市町村以外の施設でも利用できます。

介護老人福祉施設

寝たきりなど、いつも介護が必要で、自宅では介護を受けることができない人が対象の施設です。介護や日常生活上の世話などがおこなわれます。医療行為はほとんどおこなわれません。

介護老人保健施設

積極的な治療より、おもにリハビリや介護、日常生活上のお世話が中心としておこなわれる施設です。

介護療養型医療施設

長期間にわたり療養が必要な人が対象の介護体制のととのった医療施設(病院)です。