南北朝時代に創建された古寺で、「バンバ踊り」が伝承されています。
仏教寺本堂前の石段の中段に建立してある仁王門。その左右に配されていた金剛力士像。向かって右側の阿形像の脊部内面左肩に「建長元年巳酉三月二十日」の墨書があります。
二駆とも檜材の寄木造で、高さ三メートル弱の迫力のある堂々とした彩色仁王像です。現在は本堂脇に設けられた収蔵庫中へ安置されています(県指定重要文化財)。
「バンバと踊れば雨が降る」と歌い踊られ、江戸時代、美作地方に干ばつが続いた際に雨乞いの踊りとして奉納されたのが始まりです。
男性が女装をし、太鼓・歌に合わせてゆるやかに踊り、現在も水不足の恐れのある年の夏などに仏教寺で奉納され、その都度慈雨を得ています(県指定重要無形民俗文化財)。
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