棚田とは一般的に傾斜度20分の1以上で1ヘクタール以上の水田の団地をいい、先人が山間に切り開いた耕地は狭く、あぜが多く、保全するには草刈等の多大な労力が必要です。
食糧生産以外にも洪水、土砂流亡防止、水貯留・水質浄化といった多様な役割があります。棚田の風景は人の心にやすらぎを与え、「耕して天に至る」景観は皆の心にあるふるさとの姿です。
北庄地区の棚田は面積88ヘクタール。日本一の面積を誇り、谷、尾根筋に棚田が広がっています。
地元の誕生寺小学校との交流事業「田んぼ学校」や「棚田まつり」、「3世代交流会」を開くなど、町の活性化事業が盛ん。
【概要】
北庄中央棚田天然米生産組合では毎年、地元の誕生寺小学校の児童を招き、田植えや稲刈りなどの体験をする「田んぼの学校」を開いています。
【活動目的と内容】
最近では、農家の高齢化が進み、耕作放棄地が増加しています。北庄活性化施設管理組合では、耕作放棄地の防止や再生と、都市部住民の皆さんにふるさとの保全の現状を理解してもらいたいと、「棚田支援隊」を設置。地元の皆さんのほか、都市部の方と一緒になって、棚田景観の保全に向けて汗を流しています。
「耕して天に至る」の表現のごとく、地域の最高峰には溜池が点在し、棚田や山々と調和し、美しい風景となっています。
地域の最高峰にある清水寺からは、天候の良い日には遠く瀬戸内海が遠望できることもあります。
【概要】
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